玉露と緑茶の違い
玉露と緑茶の違い
自問:玉露って?
寒くなってきたので、緑茶を飲む機会が多くなりました。
そこで気になったのが、お茶のカフェイン。夜飲んでもいいのかな?何杯くらいのめるのかしら?との疑問には前回の記事である程度、自分としては納得しました。
次に気になったのが、前回調べていて出てきた「玉露」って何???ってことです。玉露のカフェインは120㎎/100mlで、コーヒーよりもカフェイン含有量が多くなっていましたね。
玉露って、緑茶の高級なやつじゃないの???
緑茶のカフェイン含有量は20㎎/100mlだったので、どうも違うみたい・・・
コーヒーで言ったら、エスプレッソとドリップコーヒーの違いみたいなものなのかしら?
もしそうだとしたら、飲む方からしたら、全然違うじゃん!!
と、いうわけで、日本版エスプレッソ「玉露」について今回は調べてみたいと思います。
調べる:栽培方法が違う
お茶の木は、緑茶(煎茶)も玉露も同じだそうです。では、何が違うのか?
栽培方法が違うようです。
玉露の場合は、栽培の過程で新芽が出始めるか、茶摘の約3週間前から遮光しています。茶摘みまでに徐々に遮光率をどんどん高めていくそうです。
それに比べ、緑茶(煎茶)は新芽が出てから摘み取りまでずっと日光を浴びせて育てます。
日光を遮るのに手間がかかるから、高いのかもしれませんね。
玉露の栽培は、遮光することによって光合成を阻止します。光合成は渋み成分カテキンを増加させます。遮光によって、カテキンの増加が抑えられ苦みを抑えたお茶になるというわけです。また、遮光によって旨み成分のテアニンも増えるそうです。
そのため、玉露は渋みが少なく、コクや旨みが深い味わいになります。緑茶(煎茶)は玉露に比べて渋み成分のカテキンが多くなっているので、程よい渋みがあり、すっきりと爽やかな味わいになっています。
ということは、風邪予防で殺菌効果を狙うなら、緑茶のほうがいいってことになりますね。・・・どちらにせよ、高級な玉露でうがいする気にはなりませんが・・・
自答:玉露を飲んでみたい!!
カフェインが多いので玉露のほうが苦いのかな、と想像していましたが逆でしたね。コーヒーならエスプレッソの方が断然苦いのに、不思議です。
玉露は、カフェインが多いのに、苦みは少なく旨みが強いということなので、
コーヒーの苦みが苦手だけど眠気覚まししたいってひとに最適ですね。
玉露って、スーパーに売っているのかしら?スーパーに行ったら見てみよ~。
結論:玉露と緑茶は葉っぱは同じでも、栽培方法が違うため味や成分が違う!眠気覚ましの1杯に玉露を飲んでみよう。